古本のおひさま堂がゆくわよ!

子どもの本に囲まれて暮らすおひさま堂が記す、絵本と児童書の紹介・感想・覚書

児童文学

『帰命寺横丁の夏』 謎解きも楽しいミステリー的ファンタジー

柏葉幸子さんの作品からは少し遠ざかっていた。 私の読み方が浅いのかもしれないが、代表作である『霧のむこうのふしぎな町 』も『りんご畑の特別列車 』も好きな作品だけれど、なんとなく読み終わってから大満足という感じにならなかったから……。 アイデア…

『口笛のあいつ』 港・密輸・やくざの抗争そしてブルーのコートの女、そんな児童書読んでみない?

『口笛のあいつ』は、ファンタジーのイメージを覆すとんでもない作品だ。舞台となるのは架空の港町。主人公の勝次は妹のよし子を連れて、深夜の港を徘徊している。なぜ? 彼は家に帰りたくないのだ。家では両親が仲間とともに花札やマージャンなどの博打に興…

戦争について考えるきっかけに!『ヒットラーのむすめ』

戦争について考えるきっかけに『ヒットラーのむすめ』をおすすめしようと思う。この本のテーマは、戦争ではないかもしれないけれど……。 この作品は、実に不思議な物語なのである。 子どもたちがスクールバスを待つ間に始めた「お話しゲーム」。もともとは、…

真髄は最後の10ページに!『ユリシーズ・ムーアと時の扉』

本好きとは思っているが、正直 児童書でも、読了まで気力が続かずに挫折してしまう本がないわけではない。 読んでいる時の自身の体調など、本の内容に原因があるわけではない場合もあるが、そういう本は何度読み直してみても同じ結果になることが多いように…

いざ、ファンタージエンへ! 旅立ちの日

旅立ちの日とは、また大袈裟なと思いつつ、ブログを再開することにしました。 色々と紆余曲折があって、過去のブログはすべて閉鎖しての再スタートとなります。 少しは皆さんにお読みいただける記事が書けるか否か、いささか心もとない次第ですが、よろしく…