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古本のおひさま堂がゆくわよ!

子どもの本に囲まれて暮らすおひさま堂が記す、絵本と児童書の紹介・感想・覚書

絵本

『ヘンゼルとグレーテル』 井上洋介さんは小さい読者の心象を描いたんじゃないかな?

おなじみのグリム童話『ヘンゼルとグレーテル』は、多くの絵本作家さんが特徴のある作品を発表している。 その中で私好みの絵本が、矢川澄子さんが再話し、井上洋介さんが絵を担当したこの作品である。 矢川さんの再話は、昔話の語り口のようで読みやすく、…

広島の語り部たちがいつもINGで語り続ける絵本 『さがしています』

前回の『キンコンカンせんそう (講談社の翻訳絵本)』に続けて、アーサー・ビナード氏の絵本を紹介することにした。 『さがしています (単行本絵本)』 登場するのは、広島平和記念資料館所蔵が所蔵する原爆投下時の遺品である。これは、それらの遺品が語り部…

肩の力を抜いて読む反戦絵本『キンコンカンせんそう』

前回の記事を受けて、家庭でじっくり読んでいただきたい「平和や戦争」をテーマにした絵本を何冊か続けて紹介したく思う。 最初になにをとりあげようかと迷ったが、『青矢号―おもちゃの夜行列車 (岩波少年文庫)』や『チポリーノの冒険 (岩波少年文庫)』を書…

戦争や平和をテーマにした絵本、おはなし会で読んだだけで満足していない?

今年は戦後70年の節目の年でもあり、戦争や平和をテーマにした絵本の問い合わせが多い。戦争や平和について考えることは大切だが、少なくとも複数を対象にした読み聞かせやおはなし会などで、絵本を通して考えを深めていくことが「容易でない」ことは理解し…

昆虫ブーム再来?でてこい、昆虫少年・少女たち!

幻冬舎発行の昆虫写真集『きらめく甲虫』が注目されている。この夏は、それ以外にも昆虫の本に注目が集まり、本の世界ではちょっとした昆虫ブーム到来といったところだが……